セールモンスターとハンロプラスは併用できる?違いと使い分けを解説
公開日: 2026年7月20日最終更新: 2026年7月20日
Amazon FBAの在庫を他モールで自動販売できるサービスには、セールモンスターのほかにハンロプラスがあります。よく「どちらを選ぶべき?」という比較のされ方をしますが、結論から言うと、この2つは択一ではありません。どちらも初期費用・月額0円なので、ユーザー視点では併用して販路を最大化するのが素直な使い方です。
この記事では、その前提に立ったうえで、両者の違いと併用時の考え方を整理します。
まず前提:両方使える
2つのサービスはどちらも「Amazon FBAの在庫を、出店契約なしで複数モールに自動出品し、売れたらFBA倉庫から発送する」仕組みです。そしてどちらも固定費がかかりません(各2026年7月時点・公式確認)。
つまり「片方に絞らないと損」という構造がそもそもなく、同じFBA在庫を両方に登録して、露出する店舗の面を増やすことができます。楽天などのモールでは商品単体より店舗に顧客が付くため、同じモール内でも掲載店舗が増えること自体に意味があります。
違いを知るのは「使いこなすため」
併用が前提でも、両者の特徴の違いは知っておく価値があります。設定の仕方や期待する役割が変わるからです。
| 項目 | セールモンスター | ハンロプラス |
|---|---|---|
| 対応販路数 | 9モール | 5販路 |
| 初期・月額費用 | 0円(10商品まで無料・以降1商品120円税抜) | 0円 |
| 受け取りの方式 | 受取額方式 | 卸値方式(考え方は同じ) |
| 発送 | Amazon FBAマルチチャネル | Amazon FBAマルチチャネル |
| 入金サイクル | 末締め・翌月25日 | 月末締め・翌月末 |
| 販路の選択 | 9モール一括(個別指定不可) | 商品ごとに販路を選べる |
| 運営会社 | エイチキューブ株式会社(名古屋) | 株式会社ウィズリンク(大阪) |
※両者の受け取り方式は呼び方が違うだけで考え方は共通です。自分が受け取りたい金額を設定し、モールでの販売価格はそこに各サービスの取り分を上乗せして決まります。配送料が利用者負担である点も共通です。
特徴から見える役割の違い
- セールモンスター: 対応面が広い(ポンパレモール・Shopify・ZenPlus・LINEギフトなど、ギフト・越境系まで9モール)。「出せる面にすべて出す」露出の最大化に向く
- ハンロプラス: 商品ごとに販路を選べるため、「この商品はこのモールだけ」といった調整がしやすい
このように、同じ仕組みでも設計思想に個性があります。併用すれば、広くばら撒く役割と、狙って出す役割を組み合わせられます。
併用するときの注意点
併用は有効ですが、次の3点は押さえておきましょう。
1. 在庫はFBAで共有される
どちらのサービスもFBA在庫を参照するため、在庫は共有です。想定より早く在庫が減ることがあるので、在庫切れへの注意はむしろ高まります。
2. 受取額(卸値)の設定を揃える
同じ商品の受取額を両サービスで大きく変えると、モールでの販売価格もばらつきます。同一モール内で自分の商品同士が極端な価格差で並ぶと不自然なので、設定額は基本的に揃えるのが無難です(設定の考え方は受取額の決め方)。
3. 管理画面が2つになる
売上・入金の確認先が2か所になります。入金サイクルも微妙に違う(末締め翌月25日/月末締め翌月末)ため、資金管理はまとめて把握できるようにしておきましょう。
まずは無料枠で両方試すのが確実
どちらも費用リスクなしで始められるので、少量ずつ両方に登録し、実際の売れ方・使い勝手を自分の商材で確かめるのが最も確実です。その結果「うちの商品はこちらの面でよく動く」と分かれば、注力配分を調整すればよいだけです。
ハンロプラスについては、姉妹サイト「ハンロプラスの教科書|販売ラボ」で詳しく解説しています。
まとめ
- 2つは択一ではなく、どちらも0円なので併用できる
- 違いは「面の広さ(セルモン9モール)」と「販路を選べる柔軟さ(ハンロプラス)」
- 併用時は在庫の共有・受取額の統一・管理の2本化に注意
- まず無料枠で両方試し、商材との相性で注力を決める
セールモンスターの詳細はセールモンスターとはと対応している9つの販路で確認できます。
参考・出典(公式情報)
- https://salemonster.jp/(2026年7月20日確認)